和歌山ろうさい病院 〒640-8505 和歌山県和歌山市木ノ本93番1
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診療科のご案内>泌尿器科

泌尿器科 泌尿器科

泌尿器科とは

 泌尿器科で取り扱う臓器は、身体の上から見ると、上皮小体、副腎、腎、腎盂、尿管、膀胱、前立腺、尿道、精巣、陰茎などをあげることができます。これらの臓器、組織に発生する病気には尿路結石、尿路感染症、尿路性器外傷や悪性腫瘍、前立腺肥大症、尿失禁、神経因性膀胱、性機能障害(ED)などがあります。当科ではこのような疾患の診断・治療と予防を行っています。

スタッフ紹介

上門 康成
泌尿器科部長

和歌山県立医科大学卒

専門:前立腺がん検診、前立腺がんの手術治療

医学博士
泌尿器科学会専門医・指導医
専門:前立腺がん検診、前立腺がんの手術治療

山内 敏樹
第2泌尿器科部長

和歌山県立医科大学卒

専門:尿路結石症

日本泌尿器科学会専門医・指導医

森 喬史
泌尿器科医師

和歌山県立医科大学大学院修了

専門:泌尿器科学一般

日本泌尿器科学会専門医

山下 真平
泌尿器科医師

和歌山県立医科大学卒

診察日・担当医表    入院及び手術実績

特色

 泌尿器科全般を取り扱う専門診療科であり、日本泌尿器学会認定の専門医教育施設です。地域の基幹病院として、男女の尿路疾患、男性の性器疾患の高い水準の治療を目指すとともに、苦痛の少ない検査や治療にも心がけています。                

診療内容

高血圧の原因となる副腎の腫瘍や過形成に対する外科治療として、腹腔鏡手術を行っています。
路性器の悪性腫瘍治療法は近年大きく変わりつつあります。腹腔鏡手術がその1つです。腎細胞癌、腎盂尿管癌の多くで腹腔鏡手術が行われるようになっています。当科でも2008年2月から臨床応用しています。腎癌の5年生存率( 臨床病期T、U:83.6%、V:88.9%、W:11.9% )
膀胱癌の治療では8割が内視鏡による切除術を行っています。再発予防にはBCGの膀胱内注入療法を行っています。浸潤性膀胱癌には膀胱全摘が必要ですが、術後のQOLを重視し代用膀胱形成術による尿路変更にも取り組んでいます。浸潤性膀胱癌の5年生存率( 臨床病期U:64.2%、V:33.8% )
前立腺癌では腫瘍マーカー(PSA)により早期発見される患者さんが増えています。 H16からH20年までの5年間に前立腺生検を行った474人の患者さんの検討では、癌の検出率は42%でした。検査による合併症は全部で28人(5.8%)にみられましたが、重大なものはありませんでした。生検で発見される癌の多くは臨床的には早期癌で、私たちは前立腺摘出術による治療を積極的に行っています。平成21年では前立腺生検を行った57人の患者さんの32人(56%)で癌が発見され、うち20人の患者さんに前立腺全摘出を行いました。前立腺癌の治療には放射線療法、内分泌療法、PSA監視による経過観察などの治療法もあります。
尿路結石症に対する治療も変わりつつあります。従来多くの結石で体外衝撃波結石破砕術が行われてきましたが、最近では軟性尿管鏡で直視しながらレーザーで砕石するという方法が注目され、応用範囲が拡がってきています。私たちも2008年度よりこの方法を行っていますが、残念ながら設備の関係でいつもできるとは限りません。
前立腺肥大症は高齢男性を悩ませる病気ですが、新しい手術法が注目されています。ホルミウムレーザーを用い、肥大した腺腫を核出する(=くりぬく)レーザー前立腺核出術です。出血が少なく、術後の排尿状態も良いと評判の治療です。この治療が適切と考えられる患者さんに対して、行っていく予定です。
女性を悩ませ、日常生活の質を低下させる病気が腹圧性尿失禁です。骨盤底筋体操はいい方法ですが、手術による治療法も進歩してきています。当科でも、臨床経験豊富な専門医の応援・指導を受け、メッシュを用いた尿失禁防止術にもとり組んでいきたいと考えています。
男性の性機能低下の治療法は薬物療法が中心です)。お悩みの方は気軽にご相談ください。なお健康保険は使用できませんので、自費診療となります。

私たちは、科学的根拠に基づいた医療を実践しつつ、新しい医療も積極的に取り入れ、かつ安全な医療に心がけながら、患者さんの社会復帰に努力していこうと考えています。今後ますます高齢化がすすみ、私たちの泌尿器科医療も社会的にますますクローズアップされてくることが予想され、高齢者の福祉に貢献できるよう頑張りたいと考えています。



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